埼玉県に審査請求しました

WithYouさいたまフェスティバルの出展申請が不承認になった件で、取り消しを求めて埼玉県に審査請求をしました。
不承認の理由として「国立女性教育会館に関わる今後の方針については、すでに決定しており、本県もその方針に協力することとしているため」とありますが、国や自治体の政策に変更を求める趣旨の市民企画の出展を不承認とするのは、民主主義社会として問題ありではないでしょうか。

そもそも、男女センターで行われる市民企画には、国の政策に物申すものがけっこうあります。
たとえば中絶の配偶者同意要件、包括的性教育、選択的夫婦別姓、同性婚、非嫡出子差別などをテーマとした市民企画があり、問題なく実施されています。

今回の不承認は、なんとしても納得いかないと思い、審査請求することになりました。応援していただければ心強いです。

コメント

  1. 何故、内閣府がそのような決定をしたのか、その理由を知る事は可能でしょうか?その理由が分かれば、お互い納得できる解決案について、内容を持って具体的に議論できると思います。

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    1. 今回の不承認決定は、埼玉県男女共同参画推進センター(With You さいたま)によるもので、決定を受けた「国立女性教育会館(NWEC)の価値ある存続を求める会」が創られる契機となったいわゆる「NWECの縮小方針」の発出は、内閣府、文科省、NWECの三者共同によるもの、という構図になっています。
      いずれの機関も、私のような男女共同参画の活動家にとっては身近な存在であり、問題の「With You さいたまフェスティバル」にも、埼玉在住の私は出展を予定しております。
      ですので直接の当事者ではないにしろ、大きなショックを受けておりまして、「存続を求める会」にも、とりあえずお見舞いを申し上げたところです。

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    2. 「NWECの縮小方針」が既定であることと、With Youがそれに協力することを理由に、方針の見直しを求める団体の出展を不承認とするのは、自由な学習を保障すべき社会教育施設のあり方に照らせば、明らかに不適切です。
      一刻も早く不承認が取り消されるべきですが、With Youがこの判断を単独で行なったのか、それとも内閣府、文科省、NWECいずれかの指示があったのか、あるいはそれらへの勝手な忖度から決断したのか、といったところも気になります。
      最終的には、そうした決定の経緯も、明らかにされるべきだと思います。

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    3. >「NWECの縮小方針」の発出は、内閣府、文科省、NWECの三者共同によるもの、という構図になっています。
      承知しました。教えて頂き、ありがとうございます。

      彼らには、施設の稼働率や収益率が悪い等といった理由があるのでしょうか・・・。

      方針の見直しを求めてはいるが、現在のNWECの良さを知る団体でもありますよね。全く何も知らずに書いてしまっていて、的外れだったら申し訳ないのですが、NWECの機能でこういった部分が社会的に貢献しているという事を前面に出して、だから存続が必要です、という方向で主張して行くという事は、方法としてあるのでしょうか。

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    4. NWECの目指すのと同じ方向を向いているという所を強調した活動にすれば、前向きな検討材料になるのかなと感じました。「方針の見直しを求める団体」と分類されてしまうと、難しいのかなと思いました。既にされているようでしたら、申し訳ありません。

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    5. Kotoさん、ご提案ありがとうございます。
      一緒に考えてみましょう。

      「いわゆる『NWECの縮小方針』」と申し上げているのは、正しくはこちらの文書になります。
      「独立行政法人国立女性教育会館の機能強化による男女共同参画の中核的組織の整備に向けて」https://www.gender.go.jp/kaigi/senmon/wg-nwec/pdf/honbun.pdf
      (今のところ私は、勝手に「7.30文書」と呼んでおります。)

      これによって、現在のNWECの宿泊棟、研修棟、体育施設等の主だった施設は、令和12年度までに撤去されることになります。
      内閣府ら三者はこの縮小を、施設中心から機能中心への「転換」と呼び、その目的は「機能強化」であるとしています。
      理由として施設の稼働率、収益率を挙げてはいませんが、今の時代、国の財政が厳しいのは言わずもがなでしょう。

      これに対して「存続を求める会」は、
      ・NWECに今求められる機能強化とは何か
      ・それは施設から機能への転換であるべきか
      ・そのために宿泊棟、研修棟の撤去は必要か
      といった観点から、国に方針の見直しを求めているものと思います。

      宿泊棟、研修棟ついては、同種の施設がこの地域には少なく、男女共同参画のみならず、一般の需要にも応えています。
      仮に財政的な問題が無いならなおのこと、NWECの有用な「機能」として存続させる選択肢も、十分に考えられます。

      そうした中、埼玉県男女共同参画推進センターは、主催する出展公募型行事「With You さいたまフェスティバル」への、「存続を求める会」の出展を承認しませんでした。
      同センターの設置目的は県条例により「男女共同参画社会の実現に向けた施策を実施し、並びに県民及び市町村による男女共同参画の取組を支援するため」と定められています。

      「存続を求める会」の活動が「男女共同参画の取組」である以上、たとえ国に方針の見直しを求めているとしても、同会を支援することは、同センターの設置目的に反しません。
      したがって、フェスティバルに出展させない県の処分は、不適切と思われます。正すべきはそちらであって、同会がNWECと同じ「縮小」の方向を向く必要はないと思います。

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  3. ご返信ありがとうございます。私が少しやり取りさせて頂いている方がNWECの職員ですので、気になっていました。

    文章拝見しました。
    「特定の場所や方法にとらわれない多様な事業を展開する」という所が、彼らの主要な根拠のようですね。

    >宿泊棟、研修棟ついては、同種の施設がこの地域には少なく、男女共同参画のみならず、一般の需要にも応えています。
    >仮に財政的な問題が無いならなおのこと、NWECの有用な「機能」として存続させる選択肢も、十分に考えられます。

    一般の需要に応えているなら、コロナ禍が終焉した今、利用率が伸びていく事は考えられますね。そういった意味でこの決断は時期相応と言えそうです。もしコロナ以前でも赤字になるような運営だとしたら、その運営自体をまず問うべきとも思います。

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  4. >同会がNWECと同じ「縮小」の方向を向く必要はないと思います。
    すみません、分かりにくい文章を書いてしまいました。私が言いたいのは、NWECの良さを知ってもらうために出展し、縮小反対は来場した方に伝わる事が大切ではないか、という事です。

    しかし、恐らくそういった事も検討の上だったかとは思います。

    県の処分は、不適切だと私も思います。

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