「熱を分かち合える場の貴重さは、オンラインでは得られない」三井マリ子さん(女性政策研究家)

100人会議「ジェンダー平等ってな〜に?」ワールドカフェ終了後の交流会で、女性政策研究家の三井マリ子さんにも応援コメントをいただきました。ノルウェーのジェンダー平等政策を長年研究され、その実績によって2021年に王国功労勲章を受章なさっています。


1975年に国連で初の女性差別撤廃のための会議、世界女性会議が開催されたんですよ。そこでものすごく燃えて、その2年後にNWECができたので「おお!これで日本も変わる!!」とものすごく期待を持ちました。

NWECはものすごく貴重な場所です。この地球上で女たちが持っているフィールド(比喩ではなくリアルの)は20%くらいだそうです。日本ではもうちょっと少ないんじゃないかと思う。人口の半分以上を占めている私たちが、この地上でそれだけの場所を占めることができないんです。

今日のような集まりをして、その空気感を、熱を分かち合える場の貴重さは、オンラインでは得られない。オンラインだと、自宅から学びに参加して、隣りにいる夫に「おい、早く終われよ」と言われてしまう女性もいるんです。でもリアルで集まって、この場にいたらそういうことはないでしょう?目と目をあわせ、手を握り、肩を抱き合う。そういう空間がどこにありますか?ないんです。だからこそ福島さんは韓国から駆けつけてくださった。

ここまで頑張ってこられた方たち、市民を巻き込んでの運動は今日がスタートです。「移転」をひっくり返す最初のたたかいの夜にしましょうよ!

#ヌエックまるごと存続を

コメント