11/2・3・4に、埼玉県東松山市で「第47回 日本スリーデーマーチ」が開催されました。例年、この時期に開催される日本最大の国際ウォーキング大会で、海外からの参加者も多いイベントです。特に今年は東松山市市制施行70周年記念大会で、「これまで積み重ねてきた想いを次の世代につなげていく大会」と東松山市公式サイトの言葉に気合が感じられます。
嵐山町にあるヌエックは、スリーデーマーチ公式がすすめる宿泊先で、実際によく利用されてきました。そこで今回、来年からヌエック縮小で宿泊ができなくなることについて、参加者にインタビューを試みました。 一部をご紹介します。
1)ベルギーからの参加者
参加回数:今回が2回目
宿泊場所:東松山近くの旅館
宿泊手配:団体申し込みを通じて宿泊先があっせんされたとのこと
前回はアパホテル
2)ドイツからの参加者
参加回数:11回目
宿泊場所:国立女性教育会館(ヌエック)
ヌエック利用状況:過去7回ヌエックに宿泊経験あり
コメント:今年はヌエックに泊まっている海外参加者が非常に少なかった。会場とヌエックを結ぶシャトルバスが今年は運行されておらず、不便だった。来年以降シャトルバスがない場合、会場により近い宿泊先を検討する意向。
3)ベルギーからの2人組
参加回数:今回が初めて
宿泊場所:近隣のホテル(コーディネーターを通して予約)
コメント:宿泊や移動に関しては旅行代理店に一任しており、特に国立女性教育会館についての認識はない様子。
シャトルバスの件はここで初めて知りました。宿泊人数が少ないということで、ヌエックが受け入れ人数を減らしたのか?そして人数が少なくなったためにシャトルバスが廃止された可能性もあるのかなと思ったりしながら聞きました。
そのほか、ノルウェー、オランダ、ドイツ、オーストラリアなどのグループに声をかけました。ヌエックが来年から宿泊できなくなることについて「知らない」という答えが多かったです。
個人参加の方や、以前泊まったことがある方はヌエックの存在を知っていても、来年についての情報には個人差がありました。団体の方は知らない傾向ありで、代理店で予約すると、別の宿泊場所が斡旋されているのかもしれません。
国が、ヌエック宿泊棟閉鎖の利用としてあげている、稼働率の問題を解決する気があるなら、このイベントは1番のかきいれ時だと思います。旅行代理店などへプロモーションをすれば団体客を引っ張ってくることも可能なイベントです。ところが今回、例年に比べて宿泊者が少ないという話で、今年は特にプロモーションしていないのではないかと感じました。例年行われている大規模イベントなのにシャトルバス廃止なんて、公式宿泊施設としては、本当に残念なことをしていると思いました。
#ヌエックまるごと存続を
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